KPBリハ動画の撮影と編集

来る3月26日に行う KPB DrummerS Fes に向けてリハをしてきた。

KPBは諸事情により、結成当初から今までドラマーが2回変わって、現在3人目のドラマーを迎えて活動している。そんな3人のドラマーが集まって企画したのが今回のライブ。なのでKPB本体は厳密に言えばオマケw。

ご覧の通りドラムを3台組んでライブをやってしまうというアホ（褒めてる）な企画だが、リハしててドラマーが3人同時演奏してるとは思えないレベルのシンクロ率には驚愕するばかりであった。

リハ撮影

今回のリハはGoPro Hero3 Black EditionとLumix GM1の2台を使ってみた。

P1080510 機材組み立て作業中はGoProをマイクスタンドに固定してタイムラプス撮影。設定は解像度が7MP Wide、インターバルは毎秒1枚。自分の音楽機材の組み立て作業が終わったら各ドラマーを回って顔のアップをそれぞれGM1で手持ち撮影。他のメンバーも同じくGM1でそれぞれアップのカットを撮影しておいた。自分のアップ映像はドラムのまつおさんに撮ってもらって、一通り全員分のカットを確保。

実際の練習開始の前にGoProの電池を入れ替え、バンド全体を固定アングルで通常撮影（1080p / 30fps）。ドラマーが曲によって手空きになるので、その時にGM1を手持ちで撮ってもらった。

編集

今回は初めからライブ宣伝動画的なものを作ることを想定してたので、メンバーの顔は確保するようにしていた。それ以外は正直何も決めてなかったので、現場での撮影はとにかく色んなカットを確保するようにした。曲も出来る限り録画。

で、採用したカットは全体の1/10くらいw

編集は基本的にいかに見る側を飽きさせないかというところが勝負どころだと思ってる。途中で飽きられては作った映像も見てもらえないからね。なので、少しでも長ったらしいと思った瞬間があったらそこはカットする。どうしてもここは入れたいというシーンがある時も多々あるけど、それが全体の流れを妨げるようであれば容赦なくカット。撮影してる時も「面白いシーン撮れたから後でこういう風に使おう」みたいな脳内編集してたりするけど、いざ編集しててそのシーンが流れに合わなかったら削除するようにしてる。
けっこうこれって自分との戦いになると思うけど、「個人的には大好きなシーンだから入れたい」というのはエゴイズム( • ̀ω•́ )✧。エゴを捨てるべし( • ̀ω•́ )✧。

…とか言いながら今回のリハ動画、後半は１曲のシーンに時間取りすぎたということに後から気づいてるわけだが( ´_ゝ`)。自分は知ってる曲だからここが面白いと感じてるけど初見の人だったらあの間は長いと感じる人の方が多そうだしね。その「間」が面白いという考え方もあるけど、あのアングル１つではさすがにその間を映像として表現しにくく、結局はカットした方が結果としては良い気がする。いろいろ考えられるけど、基本的に、要らないシーンは片っ端からカットというのは編集時の考え方として重要だと思ってる。これだけで出来上がる動画は大分引き締まる気がする。

他にも、同じ曲の別テイクを張り合わせてあたかも同じテイクみたいに見える編集してみたり、撮影した時系列を完全無視してたり、音声だけ別映像のものをつかってみたり、編集ってうまくやると本当に伝わる空気を操れると思うし、内容も大分いじれてしまうと感じる。

面白いけど、たったのリハ動画でここまで弄れると、テレビなんて何も信じられなくなるな( ´,_ゝ`)