KRONOSのSET LISTモードの使い道

自分は主にYAMAHA MOTIF ES7とKORG KRONOS 61をメインシンセとして使ってるのだが、KRONOSにはご存知SET LISTなる便利機能が付いている。

SET LISTは簡単に言うと、各種音色へのショートカット(Mac的に言うとエイリアス)を作り、それを自由な配列で並べられるモード。楽曲によっては曲中に20回近く音色スイッチすることもあるのだが、このSET LISTモードで音色をあらかじめ正しい順番に並べておけば、次々と音色を切り替えていけば曲中に次の音色の番号などのことを考えずに演奏に専念できる。

近年のシステムアップデートで、SET LISTの各音色スロットは色付けすることができたり、各スロットにメモを書き加えることができるようになってて、とても便利。

setlist overview

自分の場合、曲の最初の音色となるスロットをそれぞれ紫色にしている。視覚的に曲の区切り目が分かるので迷わなくなって良い。あと、MCが入る箇所は黄色でMCと書いた「空スロット」を挟んでる。このスロットは音色は無関係で、ライブ中の自分の目印としてのみ機能してる。

こんな感じでとてもお世話になってるSET LISTだが、今までメモ機能は全く使ってなかった。

がしかし、この度、自分的にとても良い使い道を発見した。

楽曲の音色を使う順番に並べるのはいつもの使い方だが、曲の最初に使う音色に、MOTIF側で使う音色の番号をメモとして記入しておく!

motif memo

MOTIFにも一応SET LIST的なモードは存在するが、KRONOSのそれには劣るので、曲の「頭出し」だけが必要になってしまう。つまり曲の最初の音色は自分で選んでやらないといけない。そんなとき、KRONOS側で、MOTIFの音色ナンバーをメモとして加えておけば、カンペになる

もちろん、音色ナンバーだけじゃなく、その曲でのメモ(何カウントで入るのかとか、ソロ回しの順番など)も書いておけば曲の最初にそれらがすぐに把握できる。

今までは別途iPhoneでKeynoteを駆使してカンペを作ってたのだが、今後その必要もなさそうだヽ( ´ ▽ ` )ノ

ちなみにメモは入力が画面のタッチスクリーンだと面倒なので、最近のシステムアップグレードで対応したUSBキーボードをKRONOSにつなげて入力してるw。

keyboardkeyboard

一部記号は配列が変だったりするけど、とりあえずアルファベットと数字は問題なくキーボード経由で入力できて快適。キーボードにキーボードをつなげる日が来るとはね…w。

以上、ややマニアックではあるけど、SET LISTの使い道について備忘録でした。

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