GoProにヒートシンクを付けてみた

USB充電しながら録画を続けるとオーバーヒートしてシャットダウンしてしまうGoPro Hero3の熱対策を施してみた。

Hero3 シリーズは、レンズの周りの黒いパンダの目みたいになってるパーツがヒートシンクになっているらしい。実際撮影中はかなり熱を持ってる。

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さらに、後ろのバッテリーカバーがかなりの熱を持つ。

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というわけで、熱を放出する部分をより熱を逃がしやすいようにするため、ハウジングではなくネイキッドフレームに変更したうえで、パソコンの汎用小型ヒートシンクをバッテリーカバーに付けてみた。

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カバー内部にはバッテリーとカバーをより密着させるためにアルミ箔を折って作ったパッドを付けた。

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…この状態で、外部バッテリーからUSB充電しながら録画してみた。内蔵バッテリーはほぼ残量ゼロから開始。室温は推定25度前後。

 

なんと3時間を超える連続撮影に成功!常時Wi-Fiオン!撮影終了の原因はメモリーカードの残量不足によるもの。

 

ちなみに熱対策ナシで通常スケルトンハウジングに入れた状態での実験では1時間14分でオーバーヒートでシャットダウンしてた。

満足である。とっても満足である。

後ろに付けたヒートシンクは動作中しっかり温まってたから、その分ちゃんと熱を逃がしてくれていたんだと思われる。フロントの内蔵ヒートシンクも、ネイキッドフレームにしたことによって直接露出してるだけあって、いつもより効率的に熱を逃がせていたはず。だいぶ違うね。

あとはステージ上で使ったときの温度(照明器具などの熱)の中でどれくらい持ってくれるかだけど、これは今後いろいろ期待できそうである。

 

残念なのはHero 4から電池カバーの仕様が変わったてしまったこと。20150311-P1040492 これだとヒートシンクはちと難しいね。

注意点、懸念点など

一応これは推奨される使い方ではないと思うので、やる場合は自己責任でお願いしますね。考えられるリスクとしては、バッテリー寿命が短くなることかな。後は、いくらヒートシンクを付けているとは言え、本体はそれなりの熱を持って動いてるので、長時間(通常のバッテリー駆動時間を大きく超える時間)撮影する場合、内部のメカが熱で壊れたり寿命が縮むかも?

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